screening - 子宮癌検診
【高度異形成体験談01】『子宮頸がん検診』で要精密検査。私が子宮頸がんになったわけ【子宮頸がん検査】
人間ドックの子宮頸がん検診で要精密検査となった!

自営業の我が家は、会社の健康診断みたいなものが無いので、もしも何かの病気になった時に早期発見できるように‥と、年に一度夫婦一緒に人間ドックを受けることにしています。
人間ドックと言っても自治体が7割負担してくれるサービスを利用しているので、自分が支払うお金は3割負担の14,000円ほど。14,000円の人間ドックの中には鼻からの胃カメラや胸部のX線検査、心臓の検査、糖代謝検査、大腸検査、女性は子宮頸がん検査、男性は前立腺がん検査などたくさんの検査内容が含まれていて、3~4時間ほどの間に一度にまとめて検査できるので仕事をしている身としてはとても有り難い存在。
2020年分の人間ドックは元々は8月頃に受ける予定だったんだけど、新型コロナのワクチン接種のスケジュールが突然入ったために延期に次ぐ延期で…結局2021年の1月にようやく2020年の分の人間ドックを受けることができました。検査結果は特に問題なし。
2021年分は前回からまだ1年経過していないけれど12月上旬に再び人間ドックを受け、検査結果は2022年正月早々に我が家へ届きました。
今回の「高度異形成」から「子宮全摘手術」に至るまでの話は、この人間ドックから届いた「検査結果報告書」からはじまりました。
2人の検査結果を見ていた夫のモリオがしばし無言に。
モリオ:「ん?ミヅキの方、要精密検査って書いてる。子宮頸がんのところ。」
ミヅキ:「えっ?子宮頸がん??」
モリオ:「これ、ヤバいんかな…。すぐに検査したほうがええよな。」
ミヅキ:「すぐって言っても、まだお正月だし…しばらくしないと無理よね。」
モリオ:「これ、急ぎやと思うで。異型細胞が見られるから精密検査受けてくださいって書いてるし、何か異常があるんじゃない?」
ミヅキ:「えっ?ホントだ…。異型細胞って何?ゾワゾワする…。」
モリオ:「オレも何か知らんけど…何かヤバいもんなんちゃうかな。。とにかく、正月開けたらすぐに精密検査の予約とったほうがええな。」
ミヅキ:「そうだね、そうする。」
「異型細胞」って何だか怖い響き。癌になってるとかなのかな…。心臓がバクバクする。早く診てもらわなくては。
検査結果をよく読むと、まず人間ドックの部署に連絡するとその先の精密検査を手配してくれるとのこと。
正月明け、病院が一般にオープンして早々に人間ドックの部署に連絡するとすぐに精密検査をできるように取り次いでくれ、なんとか1月中旬ごろの検査の予約ができた。まだ10日ほどあるけど大丈夫かな?間に合うのかな、、、。
「異型細胞」って何?

子宮頸がんについて何も知識がなかった私は、1月中旬の精密検査までの間にネットで色々調べてみました。まずは「異型細胞」について。
「高度異形成」が発見されても90%くらいの人は自力(自分の免疫力など)で治ってしまうことが多く、残り10%というごく少数の人の「高度異形成」はどんどん進行していき「子宮頸がん」になる。
子宮頸がんの前癌状態だなんて…ちょっとショック。ほとんどの人は自然治癒するみたいだし、ごく少数の10%に自分が入るとは思いたくないけれど、自分の体がこの先どうなっていくのか?すごく不安…。
どうして子宮頸がんになったの?なぜ?高度異形成?子宮頸がんになる理由

「異型細胞」や「高度異形成」の意味はわかったけれど、どうして「高度異形成」や「子宮頸がん」になってしまったのか?
私がなぜ子宮頸がんの前がん状態の「高度異形成」になったのか?その部分がすごく疑問だったんだけど、これも調べるとすぐに理由が判明。
「ヒトパピローマウイルス」は性交経験がある人のほぼみんなが一度は感染したことがあるようなとても一般的なよくあるウイルスである。
通常は「ヒトパピローマウイルス」に感染しても自己免疫で勝手に消滅したり治癒したりする。
結婚している人はもちろん、結婚をしていなくても性交渉が一度でもある人はみんなその感染リスクがある。
結婚している私が「高度異形成」や「子宮頸がん」の疑いがあると言われても何の不思議もないということらしい。なるほど、そういうことか。
病気のことは理解できたけど、とにかく、私の体が今どうなっているのか?精密検査をしてもらってしっかりと確認しなくては。
