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更新日 2023年11月30日
【ドラレコ】ドライブレコーダーを買って後悔する前に!ドラレコの駐車監視モードはバッテリーあがりに注意
ドライブレコーダーを買って後悔する前に!

あおり運転や駐車中の当て逃げ対策に車のドライブレコーダーの購入を検討している人も多いと思う。私も駐車中の当て逃げトラブルを機に駐車監視モード付きのドライブレコーダーを購入したのだが、実際に購入してからそのドラレコの駐車監視の仕組みを知り「ちょっと買わなくても良かったかなぁ…」と後悔してしまったので、同じようにドライブレコーダーを買って後悔する人がいないように、ドラレコの駐車監視モードについてシェアしておきたいと思う。
ドラレコの駐車監視モード

ドライブレコーダーの駐車監視モードとは、その名前の通り、車のエンジンを切って駐車してから車の周囲を監視して、異変があった場合などに録画する機能となっている。
そしてその駐車監視モードは、主に以下のようなタイミングで録画をするように設計されている(ドラレコの機種などによって一部機能が無い、もしくは駐車監視モードが無いものもある)。
- 動体検知 / モーションセンサー
- 車の周囲で人や物の動きを検知した際にドラレコの録画を開始する。
- 振動検知 / Gセンサー
- 車の振動を感知した際にドラレコの録画を開始する。
- 常時録画 / タイムプラス
- 駐車してから常時録画を続ける。その際、バッテリーの消耗を抑えるため動画のコマ数を落として録画する機能(タイムプラス)もドラレコの種類によって備わっていることもある。
これらの駐車監視モードは、駐車している車を監視するのにとても役に立つ機能になっているのだが、実はこれらの駐車監視モードには大きなデメリットが存在している。
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長時間の駐車監視はバッテリーあがりの原因に
そのドラレコの駐車監視モードのデメリットとは長時間使用することで「バッテリーあがり」の原因になってしまうことだ。ドライブレコーダーは駐車監視モード中もバッテリーを使用し続けてしまうので、長時間監視しつづけるとバッテリーあがりを引き起こしてしまう。
そのため、ドラレコにはだいたい駐車監視モード中は車載バッテリーの電圧が一定以上下がるか、もしくは設定した時間を過ぎると自動的に駐車監視モードを中止する機能が備わっている。
しかし、うちは駐車場が家から離れていて、さらに数日間乗らないこともあったりするので、その時に何かトラブルがあった時に録画できるようにと思ってドライブレコーダーを購入したんだけど…駐車監視モードは最長で24時間までしか監視できないし、さらにそこまで長く設定してしまうとバッテリーあがりのリスクも非常に上がってしまうので、駐車場での監視をメインに考えてドラレコを購入するのは間違った選択だったなぁと後悔している。
側面からのドアパンチは録画できないかも

また、ドラレコの駐車監視モード中であっても、よくある駐車場のトラブル「ドアパンチ」はドラレコの種類によってはうまく録画できない可能性も高い。
うちが買ったドライブレコーダーはまぁまぁカメラ画角の高いモデルなんだけど、それでも前方カメラの水平画角114度、後方カメラの水平画角が110度と、ドアパンチの被害に遭いやすい車の側面は死角になってしまっている。
かなりの衝撃が加わった場合はGセンサーでカメラは作動するとは思うけれど、それでもドアが当たった瞬間を直接録画するのは難しいので、もしもドアパンチもしっかり監視したいなら多角カメラ、もしくは360度カメラタイプの高性能ドライブレコーダーを装備する必要がある。
ドラレコはあくまで走行中のトラブル記録用

ドライブレコーダーは運転中であれば、思わぬ事故やあおり運転などを記録する頼もしい録画装置となってくれるのは間違いないが、ドライバーが不在のときの駐車監視モードについては、買い物中の数時間以内であればカバーできるが、長時間の駐車ではバッテリーの関係上、トラブルを監視することはできないので注意。
こうしたドライブレコーダーの特性を理解しつつ、ドラレコが自分の車に必要かどうか吟味しつつ、もし購入する場合もその用途に見合ったドライブレコーダーを選ぶようにしよう。
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