旅行情報

何歳まで?タクシーは?チャイルドシートに関する法律ルール

目次

  1. チャイルドシートは何歳まで?
  2. チャイルドシートの規則 / ルール
  3. チャイルドシートが免除される場合
  4. チャイルドシートの違反での罰則
  5. 海外旅行でのチャイルドシート

チャイルドシートは何歳まで?

何歳まで?タクシーは?チャイルドシートに関する法律ルール

チャイルドシートは何歳まで義務化されているのか?先日、弟夫婦が京都に遊びに来て、チャイルドシートをレンタルする必要があったので、ついでにチャイルドシートについての法律的な規則 / ルールを調べてみたので紹介したいと思う。果たしてレンタカーを借りる際も義務なのか、タクシーやバスなどの公共移動手段ではどうか、チャイルドシートの使用が免除される条件など、様々な疑問を解決してくれる情報を出来るだけ詳しく紹介していきたいと思う。


チャイルドシートの規則 / ルール

何歳まで?タクシーは?チャイルドシートに関する法律ルール

まずはチャイルドシートに関する日本の規則 / ルールについて紹介していきたい。国内旅行などでは小さな子どもを連れて、レンタカーで旅行・・・なんてことも多いはず。そんな時にこのチャイルドシートに関する基本のルールを知っていないと、警察に呼び止められてしまうので注意しよう。

  • 6歳未満の子供を車に乗せる場合は、原則としてチャイルドシートの利用が義務付けられている。
  • 6歳以上が車に乗る場合は、大人と同様シートベルト着用が義務となるが、6歳以上であっても身長140cmに満たない場合は、チャイルドシートが必要となる。(シートベルトは140cm以上の身長の人の安全が守られるように設計されているため)
  • レンタカーではもちろんチャイルドシート利用は「義務」となる。
  • 知人や身内の車に乗る場合も6歳未満の子供はチャイルドシートが必要。親が一緒に後部座席に乗る場合でも必ずチャイルドシートが必要となる。
  • 旅先でのホテルまでの送迎車 / シャトルバスでも、チャイルドシート利用は義務なので、6歳未満の子どもと一緒に送迎をホテル / 旅館までの送迎車を利用する場合は、必ず宿泊先に前もって連絡しておくこと。

チャイルドシートが免除される場合

6歳未満の子供が車に乗る祭には、原則「チャイルドシート」の使用が義務付けられてはいるが、実はその使用が免除される場合もある。その状況は以下のとおり。

  • 「タクシー」や「公共バス」、「電車」などの公共移動手段を利用の際はチャイルドシートは免除される。
  • 緊急事態で病院に駆け込む際にもチャイルドシートは免除される。
  • 車内でオムツ替えなど、チャイルドシートから離れる必要がある場合は、その状況の時のみチャイルドシート着用は免除される。
  • 座席に対して乗車人数が多く座席が足らない場合も免除となる。(4人乗りのコンパクトカーに12歳未満の子供が3人、夫婦が2人乗る場合など / 12歳未満の子供は3人で2人とみなされる)
  • その他、チャイルドシート着用が困難な場合(ひどい肥満、怪我、疾患などでチャイルドシート着用が困難、迷子の子供を警察に届ける場合など)にも、チャイルドシートの利用は免除される。

なお、車に乗り込める子供(12歳未満)の数は、以下の方法で計算される。

子供の定員数=(車の定員数ー大人の数)×1.5

ただし、上の免除される状況で挙げた「乗客に対して座席数が足らない場合」であっても、取り締まっている警察の判断によっては「交通違反」とみなされて減点になってしまうケースも報告されているので、基本的には子供を車に乗せる際は、安全のためにも、人数分のチャイルドシートを用意するようにしよう。


チャイルドシートの違反での罰則

何歳まで?タクシーは?チャイルドシートに関する法律ルール

万が一、チャイルドシートが義務付けられている状況で違反をしてしまった場合には「交通違反」として「1点」の減点処分が下される(罰金は無し)。ただし、罰金が無いとは言っても、万が一の事故の場合、チャイルドシートを利用していない状況下では、子供はかなり危険な状況にさらされるので、6歳未満の子供を車に乗せる場合は、ちゃんとチャイルドシートを用意するようにして欲しい。何かあった後では手遅れなので、大切な子供の身の安全を守るためにも、必ずチャイルドシートの規則 / ルールを守ってほしいと思う。


海外旅行でのチャイルドシート

何歳まで?タクシーは?チャイルドシートに関する法律ルール

海外旅行の際のチャイルドシートの規則は、渡航先の国のルールに従うことになる。例えば、ハワイを含むアメリカの場合は、8歳未満 or 60ポンド(約27.22kg)の子供に対しては、レンタカー利用の際はチャイルドシートの利用が義務付けられているが、ツアー参加や公共移動手段(バス、タクシー、電車など)ではチャイルドシートの利用は免除される。

しかし、これらのルールについては、各国によって細かい規則は異なるので、小さな子どもと一緒に旅行する場合は、必ず渡航先の国のチャイルドシートに関する規則を調べて、準備するようにしたいところだ。