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ヒルトン・オナーズVISAカード | 作るだけでヒルトン・オナーズの上級会員になれるクレジットカード
ヒルトンの上級会員になれるクレジットカード「ヒルトン・オナーズVISAカード」

このクレジットカードを発行するだけで、ヒルトンの上級会員になれる「ヒルトン・オナーズVISAカード」。私はこのゴールドカードを最近作ったので、このクレジットカードが持っているメリット・デメリットを把握すべく、このクレジットカードの主な特徴や特典、付帯する旅行保険、年会費を5,000円割引にする方法、また陸マイラーがこのカードを持つベネフィットがあるのかどうかなども検証してみた。ヒルトンのゴールド会員になりたいから、ヒルトン・オナーズVISAカード・ゴールドを作ってみようかなぁ?と思っている人は是非参考にして欲しい。
ヒルトン・オナーズVISAカード(クラシックカード)
ヒルトン・オナーズVISAカード・クラシック
- クレジットカードの特長
- ヒルトン・オナーズのシルバーステータス取得
- クレジットカード利用1000円で10ポイント
- ポイントはヒルトンの無料宿泊に交換可能
- ポイントは提携航空会社のマイルにもだいたい10対1で交換可能
- ポイントの有効期限は実質無期限(有効期限は1年だが、ポイントが増減するとそこから有効期限が1年間延長)
- 入会でもれなく1,000ポイント獲得
- 年会費
- 税込3,195円
- 家族カード
- 税込594円
ヒルトン・オナーズVISAカード(ゴールドカード)
ヒルトン・オナーズVISAカード・ゴールド
- クレジットカードの特長
- ヒルトン・オナーズのゴールドステータス取得
- クレジットカード利用1000円で10ポイント
- ポイントはヒルトンの無料宿泊に交換可能
- ポイントは提携航空会社のマイルにもだいたい10対1で交換可能
- ポイントの有効期限は実質無期限(有効期限は1年だが、ポイントが増減するとそこから有効期限が1年間延長)
- 入会でもれなく2,000ポイント獲得。更新で1,000ポイント獲得
- 年会費
- 税込13,950円
- 家族カード
- 1枚目無料 / 2枚目以降は税込1,080円
ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード
ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード
- クレジットカードの特長
- ヒルトン・オナーズのゴールドステータス取得
- 1年間にヒルトンホテルに10滞在 or 20泊宿泊、もしくはクレジットカード120万円利用(利用期間12月16日~翌年11月15日)でダイヤモンドステータスを獲得。
- クレジットカード利用1000円で10ポイント
- ポイントはヒルトンの無料宿泊に交換可能
- ポイントは提携航空会社のマイルにもだいたい10対1で交換可能
- ポイントの有効期限は実質無期限(有効期限は1年だが、ポイントが増減するとそこから有効期限が1年間延長)
- 入会でもれなく3,000ポイント獲得。更新で1,000ポイント獲得
- その他各種特典(詳細は三井住友カードの専用ページを参照)
- 年会費
- 年会費:税込67,500円
- 家族カード
- 無料
ヒルトン・オナーズ上級会員資格
さて、このクレジットカード「ヒルトン・オナーズVISAカード」の一番のベネフィットといえば、なんといっても作るだけで獲得できるヒルトン・オナーズの上級会員ステータスだろう。クラシックカードで「シルバーステータス」、ゴールドカードで「ゴールドステータス」、そしてプラチナカードに至っては最初は「ゴールドステータス」付与となっているが1年でのクレジットカード利用120万円以上(もしくはヒルトンホテルに10滞在 or 20泊以上)で「ダイヤモンドステータス」を獲得できる。ヒルトン・オナーズプログラムでは、ゴールド会員以上には朝食2名分まで、お部屋のアップグレード(部屋に空きがある場合のみ)、お部屋がエグゼクティブフロアの場合はラウンジアクセスもOK(ダイヤモンド会員はどのお部屋に宿泊でもラウンジアクセスOK)、、、と、かなり強力な特典が付いてくるので、少し年会費は高くなってしまうが、ゴールドカード以上を作るのをおすすめしたい。
※ ヒルトンオナーズ会員の特典詳細は下記の記事を参照

クレジットカード1,000円利用でヒルトン・オナーズ10ポイント

続いて、このクレジットカード利用で獲得できるヒルトン・オナーズのポイントについて。この「ヒルトン・オナーズVISAカード」は、クラシック、ゴールド、プラチナともに、クレジットカードの利用1,000円ごとに10ポイントを取得することができる。
1,000円利用=10ポイント獲得
では、このポイントについてもう少し掘り下げてみたい。この貯まったヒルトンのポイントは、ヒルトンホテルの無料宿泊に交換する事が可能。またポイントで5連泊予約した場合は5泊目がポイント無料、つまり4泊分のポイントで5泊できるようになっている。だが、このポイントをどのぐらい貯めれば、どのぐらいのホテルに泊まれるのかよく分からない。そこで、実際にヒルトン・オナーズの電話窓口で聞いてみたところ、例えば人気の「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート」の場合、スタンダードルーム1泊で60,000ポイントからとなっている、とのこと。
この60,000ポイントを獲得するために必要なクレジットカード利用代金は600万円。私達の普段使いのクレジットカード「マイレージプラス・セゾンカード(ゴールド)」

の場合、600万円使うと90,000マイル貯まるのだが、このマイルがあればヨーロッパ往復が可能となる。そのため、ポイントの面では、このヒルトン・オナーズVISAカードは、私の旅行スタイルではあまりお得なクレジットカードではない。
また、このヒルトン・オナーズのポイントは、提携の航空会社のマイルにも交換可能とはなっているが、換算率はヒルトン:マイル=10:1になってしまうので、例えばこの60,000ポイントをマイルに交換すると6,000マイル。。。ユナイテッドのマイレージプラス・セゾンカード / ゴールドなら90,000マイル獲得できるのを考えると、そのマイル獲得率はとんでもなく悪い。

と比較しても、マリオット アメックス プレミアムカード(旧SPGアメックス)を600万円利用すると、マリオットリワードのポイントは180,000ポイント(2018年12月31日までは360,000ポイント)獲得できてしまうので、やはりポイントに関してのお得度は、この「ヒルトン・オナーズVISAカード」は低いと言わざる負えない結果となる。このポイント獲得に関してはこのクレジットカードのデメリットの一つと言えるかもしれない。
ただし、ヒルトンの中で対象となるホテルに本サイトから予約しこのクレジットカードを使うことでボーナスポイントを獲得できたり、ゴールド会員ならホテル宿泊費用1ドルに対し18ポイント獲得することも出来るため、ヒルトンホテルの宿泊をよくする人にとっては、このカードはポイントが貯めやすいクレジットカードとなる。
付帯の旅行保険
続いて、このクレジットカード「ヒルトン・オナーズVISAカード」に付帯する旅行傷害保険を見ていきたい。
クラシック | ゴールド | プラチナ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
本人 | 家族 | 本人 | 家族 | 本人 | 家族 | |
死亡・後遺症 | 2,000万 | x | 1,000万(利用付帯で+4,000万) | 1,000万 | 1億 | 1,000万 |
傷害治療 | 50万 | x | 300万 | 200万 | 500万 | 500万 |
疾患治療 | 50万 | x | 300万 | 200万 | 500万 | 500万 |
賠償責任 | 2,000万 | x | 5,000万 | 2,000万 | 1億 | 1億 |
携行品損害 | 15万 | x | 50万 | 50万 | 100万 | 100万 |
救援者費用 | 100万 | x | 500万 | 200万 | 1,000万 | 1,000万 |
- クラシックカードは旅行代金をカードで支払った場合のみ保険適用(利用付帯)。
- クラシックカード、ゴールドカードでの家族の範囲は、カード本会員と生計を共にする同居の19歳未満の親族、もしくはカード本会員と生計を共にする別居の19歳未満の子(どちらも無収入に限る)
- プラチナカードでの家族の範囲は、カード本会員の配偶者、本会員と生計を共にする同居の親族、本会員と生計を共にする別居の未婚の子(年齢制限は無し)
- 携行品損害補償は1年間の限度額(免責額3000円)
クラシック | ゴールド | プラチナ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
本人 | 家族 | 本人 | 家族 | 本人 | 家族 | |
死亡・後遺症 | x | x | 1,000万(利用付帯で+4,000万) | x | 1億 | x |
入院 / 日額 | x | x | 5,000 | x | 5,000 | x |
通院 / 日額 | x | x | 2,000 | x | 2,000 | x |
手術 | x | x | 20万円 | x | 20万円 | x |
- クラシックカードは旅行代金をカードで支払った場合のみ保険適用(利用付帯)
- クラシックカード、ゴールドカードでの家族の範囲は、カード本会員と生計を共にする同居の19歳未満の親族、もしくはカード本会員と生計を共にする別居の19歳未満の子(どちらも無収入に限る)
- プラチナカードでの家族の範囲は、カード本会員の配偶者、本会員と生計を共にする同居の親族、本会員と生計を共にする別居の未婚の子(年齢制限は無し)
ここで注目しておきたいのは、クラシックカードには家族特約が無いのと、ゴールドカードの家族特約の範囲に、カード本会員の配偶者が含まれないことだ。そのため、配偶者分の旅行傷害保険の上乗せに使えないカードとなってしまうため、海外旅行の旅行保険目当てでこのカードを持つのはあまり得策ではない。旅行保険を目的にするなら、下のミライノカード・ゴールド(年会費3,300円)

を作ったほうがはるかに良い。なお、プラチナカードにはこれらの保険に加え、航空便遅延保険も付いているので、気になる人は三井住友カード・ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード(付帯保険の詳細)を参考にして欲しい。
年会費を5000円OFFにする「マイ・ペイすリボ」

さて、ここまでこのクレジットカード「ヒルトン・オナーズVISAカード」の特徴、メリット・デメリットを説明してきたわけであるが、このクレジットカード(プラチナカードを除く)には年会費を 半 額 (申込時には半額と案内があったがカードデスクに確認したところ5,000円割引との回答があった)5,000円オフにする特別プランが設けられている。それは、支払い方法を「マイ・ペイすリボ」というプランにする、という事。この「マイ・ペイすリボ」というのは、クレジットカードの利用分全てをリボ払いに設定してしまうというプランで、店頭などで一括払いでカード決済をしても自動的にリボルビング払いになる、、、ということだ。クレジットカード申込時にこの「マイ・ペイすリボ」に登録をすると、初年会費がまず 半 額 5,000円割引となり、さらに1年に1度でもカードの利用があれば、翌年以降も年会費が引き続き 半 額 5,000円割引になる。
「うあ!すごくお得なプラン!!」と思うかもしれないが、もしもこのクレジットカードをメインカードにする予定の人は「マイ・ペイすリボ」に登録する際には、クレジットカードが発行された後にネットで【必ず毎月の定額支払金額をショッピング利用限度額まで引き上げる】手続きを行うようにしておこう。(ウェブでの手続き詳細は下の記事を参照)

これをしておくと、形式上、コースはリボルビング払いになるが、実質一括払いと同じようにクレジットカードを利用できるからだ。この「マイ・ペイすリボ」の年率は15%とかなり高い。そのため、毎月コツコツ返した気になっても、実は元本が思うように減っていないのだ。私も何も考えず、大学生時代にクレジットカードをリボルビング払いにばかりしていたら、、、全然元本が減ってなくて苦労した経験がある。なので私は絶対にリボ払いはおすすめしない。
「ヒルトン・オナーズVISAカード」はサブカードに最適

さて、これで大体のヒルトン・オナーズVISAカードの特徴や、カードを持つことでのベネフィット、そしてこのカードの私的観点からのメリット・デメリットを紹介してきたわけであるが、これらの詳細をまとめてみた結果、やはりこのクレジットカードはヒルトンの上級会員になるためだけに持っていたほうがいいサブカード的なポジションのクレジットカードとしておすすめしたい、という結論に至った。
もちろんヒルトンのホテルにばかり泊まって決済する分には、このクレジットカードのベネフィットは最大限に活かされるわけであるが、このヒルトン・オナーズVISAカードにはせっかく年会費半額のキャンペーンも備わっていたりして維持しやすいので、やはり私としては、ヒルトンホテルに泊まる際に、朝食付けてもらったり、お部屋をアップグレードしたりする特典ゲットのために、このクレジットカードを最大限活用したいところである。また、どうせ持つなら「クラシックカード」でなく「ゴールドカード」をおすすめしたいところだ。さて、私達もこのヒルトン・オナーズVISAゴールドカードを発行したことなので、旅行記でも、このヒルトン・オナーズのゴールド会員の威力もお伝えしていければと思っているので、期待していて欲しい。ではでは。